越後妻有 大地の芸術祭 2022にて、漁業用テグス(28号/30号/40号)と木造織機による作品「琴線」を展示。
作品は歴史ある撚糸工場で制作された。
「琴線」
この場所は現在も稼働している撚糸工場で、展示期間中も左手前の撚糸機では糸が紡がれる。
作品展示の場であると同時に仕事場でもある。
光の影響を強く受ける漁業用テグスは、午前・午後で見え方が変化する。
朝焼けや夕日では柔らかな黄金色や橙色に輝き、また、逆光の時は糸が白く光り織機の黒い影とのコントラストが強くなる。
大小織機の経糸は、建物の不揃いな梁幅に合わせて整経され、この建物を織るかのように梁から梁へ渡っている。
2つの織機の経糸を交差させることで現れた大型織機の菱形は、この建物が作り出した模様である。
この作品は、様々な媒体で紹介されています
【Web】
【雑誌】
・Casa BRUTUS 9月号「ART HOT LIST 見逃せないアート100」>>
【展示期間中(2022年)に紹介された新聞・雑誌等】
・妻有新聞 7月30日
・十日町タイムス 7月28日
・月刊新潟 7月号
・ORADOKO 8・9月号
・とおかまち 7月10日号